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 Dream Navigator Yokohamaは、障害者のパソコン利用を進める観点から、パソコンの様々な講習会を企画していこうと考えています。横浜市のIT講習会障害者枠の講習に講師とサポーターで参加する形で協力することを重点においてきましたが、今後は、Dream Navigator Yokohama独自の講習会も計画しています。

Dream Navigator Yokohamaの考えるパソコン講習会

横浜市IT講習会(1) 障害のある人がパソコンを勉強したいと思った時、街のパソコンを講習するところに出かけることは、意味のあることだと考えています。しかし、多くの講習会をやっているところは、車椅子などで利用することに対して配慮がなされていないなど、あるいは、駅から会場へのアクセスがよくないなど、困難をともなうケースがしばしばです。
 また、パソコンを操作するにあたって、視覚に障害のある人の場合、通常の画面(ディスプレイ)に依拠する方法では、困難があり、音声サポートのソフトウェアの利用や専用ツールの利用などをしなければなりません。

横浜市IT講習会(2) また、手足に不自由のある人もキーボードやマウスの操作にあたっては、補助具などが必要になる場合が多いです。聴覚障害のある方は、講師の指導、テキストを見る、パソコンを見る。あるいは手話通訳者や文字通訳の情報を見るなど、適確な情報入手の配慮が必要となります。
 そうした障害に応じた講習会は、一般のパソコン教室では対応しきれず、また、指導する人も少ないというのが現状です。そうした中で、切実にパソコンを学びたい、パソコンを使って、いろいろ行動してみたいという方に対し、講習会を企画することは今日のパソコンを使いたいという要求を実現するために大事なことだと考えています。

横浜市IT講習会(3)  2001年度に開催された横浜市のIT講習会では、他自治体に先がけて横浜市は、障害者を対象にした教室を開催しました。この横浜市が開催するIT講習会に対し、Dream Navigator Yokohamaは、講習内容と講習方法に関して、障害のある人の実情と、実際にパソコンやインターネットを利用している状況を示し、それなりの水準で講習会が開催されるようにお願いをしました。お願いを出す中で、横浜市福祉局との話合いも行われ、Dream Navigator Yokohamaが講習に関して、協力をしていくことになりました。
 実際には、横浜市身体障害者団体連合会(浜身連)がIT講習会の受け皿になることから、浜身連に協力する形で、講師やサポーターの確保を重点に協力しました。

横浜市IT講習会(4)  講習会は延べで96時間行われ、250名近い方がIT講習会を受講されました。聴覚、視覚(全盲者対象、弱視者対象)障害のある方とそれ以外の肢体不自由などがある方という形で障害に応じた講習を行うことができました。
 講習時間は12時間と限られていたことから、インターネットやパソコンを使う土台ができたに過ぎず、本格的にパソコンやインターネットを使うという段階までいけたかどうかについては、問題点を残すところが多かったというのが率直なところです。しかし、インターネットやパソコンを実際に触って、体験をし、これから実際に多くの受講生の方が利用していく方向性を持つことを提供できたのではないかと考えています。


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